パワーストーンの思い出
私は現在30歳近い主婦ですが、中学生くらいの頃から天然石に惹かれ始めました。
最初は家の近くの河原などで綺麗な石を拾ってコレクションする感じでした。
それからしばらく経ったある日、海外出張から帰った父が、キャッツアイのネックレスをお土産にプレゼントしてくれました。
イルカが石を抱いているデザインで、とても感動しました。
天然石が素敵に加工されていることを知り、新しい世界が開けたような感覚になりました。
そして高校生の頃、天然石が指輪やブレスレット・ネックレスやストラップに加工されて売られているお店に出会いました。
それらの天然石はパワーストーンと呼ばれ、持っていると色々な効果があると書かれていてわくわくしながら毎日長い時間見たり本も買って読みました。
そしてハートの形に加工された、インカローズと呼ばれるピンクの石のネックレスに魅了されて初めて購入しました。
その後ストラップやブレスレットなども買って常に身につけていましたが、海に遊びに行ったときなどに行方不明になったりして気がつくと手元からなくなっていました。
自分は物もちは良いのに、いなくなってしまうのは何だか役目を終えて自然に還って行ったように感じました。
今までで一番心に残っているのは、今夫となっている彼からもらった初めての誕生日プレゼントです。
それがロードナイトというパワーストーンのネックレスでした。
自分で初めて購入したロードクロサイトと似ていて心が温かくなりました。
彼とは付き合い始めて日が浅く、私がパワーストーンが好きだということはちらっとしか話していなかったのにこのようなプレゼントをもらってとても嬉しかったです。
石を通じた彼からのメッセージは「自信を持って」ということでした。
ロードナイトには不安を消し心身のバランスを保つとカードに書いてありました。
当時の私は自分に自信がなく、訳もなく泣いてしまうこともありました。
ですが、そのネックレスをつける度にじわじわとエネルギーを感じるようで、彼と入籍する頃にはすっかり気持ちが晴れたようで心が安定していました。
気づくとネックレスはもらった頃と雰囲気が変わっていました。
おそらく日光に当たったりしたせいで変色してしまったのだと思いますが、落ち着いた感じの風合いになっています。
私に力を与え続けた結果変化したように感じました。
夫もそれに気づいて「今度また君に合う新しいパワーストーンのアクセサリーを一緒に探しに行こうか。」と言ってくれました。
お世話になったネックレスは大切にとっておくつもりです。
新たなパワーストーンとの出会いが今から楽しみです。